世界中の人に「こんにちは」って挨拶したいんです。
私が中学生の頃、校内の廊下などですれ違ったら全員と挨拶しましょうというのがあって、「あいさつ運動」とかを生徒会がやってたりしたんですね。
でも、その頃から私は思っていたんです。
「何で校内だけなのさ?」
挨拶は人間としての基本的な行動です。
挨拶は人間として相手を認識・認容する合図でもあります。
だったら、校外でもすれ違った人と挨拶すればいいじゃん。
世の中の人全員がすれ違った時に挨拶するという法律でも作ったら、世界平和につながるんじゃないか。
やったぜ!俺、中学生だけどノーベル平和賞の最有力候補者だぜ!
どうしよう、英語でスピーチするんだよな。英語苦手だから今のうちから克服しておかないとな。
よし、明日から学校の英語の勉強頑張るぞ!
・・・・なんて、思ってました。その結果、英語が得意になり、ある程度の学校に進学できたりもしました。
それから20数年。
先日、渋谷のスクランブル交差点を渡っている時に、ふと思ったんです。
「ここですれ違った人全員に挨拶したらどうなるだろう?」
その光景を想像して考えました。
!!!!絶対に不審者扱いされる!!!!
そうなんです。ほぼ間違いなく不審者扱いされるんです。
もちろん、何人かは挨拶を返してくれる可能性はあります。
でも、基本的には無視され、通り過ぎてから笑われ、精神的な病気だと疑われるでしょう。
なんで???????????
中学生の時は挨拶したら褒められたのに、大人になると不審者になるんだけど!なんで?????
私は思います。
これこそが、昨今の日本の閉塞感の原因だと。
これこそが、日本の幸福度の低さの原因だと。
だからこそ、次の自民党踊る大総裁選では、「国民全員が挨拶すること」を公約にした候補に勝ってほしいところです。
でもね、日本でも1回チャンスがあったんです。
国民全員に挨拶が広がるチャンスが。
これです。
!!!!!!!!!ポポポポーン!!!!!!!!
この機会を逃したのは痛いですね。
だが、しかし、
「挨拶?気持ちいいよね。おはよう・こんにちは・こんばんは、隙が無いと思うよ。でも、俺、負けないよ」
って感じです。
というわけで、今日は、
「渋谷のスクランブル交差点ですれ違う人々が全員お互いに笑顔で挨拶を交わしている様子」の画像をAIに作成してもらいました。
どうぞ。

!!!なんか渋谷と東京駅が混ざってる!!!
おしまい。