カニクリームコロッケと普通のクリームコロッケを外側から見分けたい。
もう私も大人なんでね、違いのわかる大人になりたいと思ったんですよ。
じゃあ、何の違いをわかる大人がカッコいいかって考えたとき、
「カニクリームコロッケと普通のクリームコロッケを外側から見分けられる大人ってかっこいいな」
って思ったんです。
だって、意中の人と食事に行って、
店員「カニクリームコロッケと普通のクリームコロッケです」
花子「美味しそう!私、カニクリームがいいなー!」
私「任せておけって!俺、違いのわかる大人だから!」
・・・
私「右がカニクリームコロッケだね」
花子「食べてみよっと!・・・・本当だ!カニクリーム美味しい!違いのわかる大人ってかっこいい!好き!」
って言われたいじゃないですか。
違うシチュエーションでもね、
幹事「部長すみません。カニクリームコロッケのコースが3つしか予約できませんでした。」
部長「バカ野郎!大事な取引先だぞ。普通のクリームコロッケ食べさせて接待が失敗したらどうするんだよ!」
私「まあまあ部長、そう怒らないでください。私、見分けられますから!」
部長「おお!本当か!それは素晴らしいな!今度の評価・昇進は期待していてくれ!」
って感じで、会社でも出世街道まっしぐらなわけですよ。
だから、カニクリームコロッケと普通のクリームコロッケを外側から見分けたいんです。
「え?カニクリームの方がカニ入ってるんだから、匂いで簡単にわかるんじゃね?」って言ってるそこのドーベルマン。人間はあなたほど鼻が利かないから無理だ。
しかも、上のシチュエーションで見分けることを考えてみなさい。
私「くんくん、くんくん、わかった!こっちが匂い的にカニクリームコロッケだね。」
花子「やだー。食べ物に鼻近づけて匂いを嗅ぐなんてかっこ悪い。最低!(往復ビンタ、ビシバシ!)私、帰るわ。さようなら。」
って言われるのは目に見えています。
違いのわかる大人は、余裕のある態度で見分けることが大事なんです。
そこで重要なのが、「カニを感じること」。
当たり前ですが、カニクリームコロッケと普通のクリームコロッケの違いは「カニの有無」です。
だから、「カニを感じた方がカニクリームコロッケ」、「カニを感じなかった方が普通のクリームコロッケ」なんです。
どうですか、皆さん。ここまでの流れは良い感じでしょ。見分けられるまでもう一歩です。
ここまで来たら後は簡単です。
google、ChatGPTなどで「カニを感じる方法」を検索すれば完璧です。
現代社会は検索ツールが発達していますからね。ここまでわかれば後は検索サイトやAIが教えてくれるんですよ。
では、さっそくgoogleから調べてみますね。
・・・・
「カニは痛みを感じるのか?」などが出てきました。
ダメですね。googleは。
やっぱり、昨今は、AIの時代です。
ChatGPTに聞きましょう。
私「カニを感じる方法を一言で教えて」
ChatGPT「殻ごとガブリ。」
私「カニを外側から感じる方法を一言で教えて」
ChatGPT「甲羅を撫でる。」
私「カニクリームコロッケのカニを外から感じる方法を一言で教えて。」
ChatGPT「衣をサクッ。」
私「カニクリームコロッケと普通のクリームコロッケを外側から見分ける方法を一言で教えて」
ChatGPT「香りを嗅ぐ。」
私「香りを嗅ぐのはダメです。」
ChatGPT「赤い粒を探す。」
・・・
ダメでした!!!!!!!!!!!!
というわけで、私は違いのわかる大人にはなれそうにありません。
これまで通り、花子からはビンタされ、出世街道からは外れた生活を続けたいと思います・・・・
最後に、「カニクリームコロッケと普通のクリームコロッケの画像」をAIに作成してもらいました。
どうぞ。

!!!!誰でも見分けられました!!!!
おしまい。